だいあろぐ
1997/04/10 (Thu) [長年日記]
§1 ゲームのこと
なんだか、更新するのが 2 週間ぶりのような気がする。別にさぼっていたわけではないのだけれど、仕事で帰りが遅くなったりすると、ついついパソコンに向かうのが面倒くさくなってしまう。
もともとものぐさなのだろう。 FF7 もかれこれ 2 ヶ月近くやっていないことになる。心はやりたくてしょうがないのだけど、身体と時間がそれを許さない。いや、遊ぶ時間を減らしさえすれば、ぜんぜん時間に余裕はあるのだけれど。
突然だが、先週末に泊りがけでゲームをやった。いや、やり倒したという表現の方が的確だろうか。土曜日の午前中に集まってから日曜日の夕方までの 30 時間近くを、ある集会所で過ごした。
やっていたのはゲーム。とはいっても、コンピュータゲームではない。別にコンピュータゲームのことをどうこういうつもりは全然ないのだけど、たくさんの人が集まれた時くらいは、人数がいるときしかできない遊びをしたいというのが俺の持論である。だから、というか、当初から今回の集まりはボードゲームをやり倒す集まりだった。
いい年こいた大人がなにゲームになんか夢中になってんだよ、とよく言われる(「いい大人」という年齢ではないと自分では思うのだが)。俺の親も「ゲームやりに行く」というとあまりよい顔をしない……のは学生時代の俺の素行のせいなのであまり文句は言えないな。
まあこの年になって親の顔を伺って行動するというのもあれだけど、学生の時分は親を敵に回しても「百害あって一利なし」という、まるで煙草のようなものだから、学生のうち、それも親からの仕送りその他で学費やら生活費をまかなっているうちは、親を敵に回さないように遊んだ方が絶対いい。もちろん、一切親に迷惑をかけずに遊んでいる分には文句を言わせる必要はない。親が味方についている学生ほど強いものはない。たとえ朝帰りしようと、訳わかんない遊びをしていようと、それなりの成績を持って帰っているだけで、ずいぶん安心してくれるものだ(と弟を見てそう思った)。
話がそれたので元に戻そう。
というわけで、親にぎりぎり迷惑をかけない程度に遊んでいこうと考えている。とは言っても、学生時代に親から借りた借金(車のローンや車検代など)がまだ残っているのだけど。
今回の集まりは、ゲームが好きな大人(大学生・社会人)を中心に声をかけた。高校生には声をかけていない。ゲームを「遊び」と割り切れる人にということだ。理由は一度一緒に遊んでもらえれば分かると思うが、基本的に俺は交渉するタイプのゲーム、知力を尽くすタイプのゲームが好きなのだ。完全にランダムなゲームもそれはそれでいいのだが、やはり自分の知力でなんとか場を盛り返せるタイプの方が圧倒的に楽しい。そして、そういうゲームほど、負けた側は悔しい思いをするものだ。
だから割り切ることができる大人が良かった。
俺の最近のはまりゲームに Magic: The Gathering がある。このゲームがどんなゲームかという詳細な解説は別の場に譲るが、簡単に言ってしまえば、知力の限りを尽くして戦う対戦カードゲームである。しかも対戦ゲームなだけあって、はっきり勝ち負けが分かる。しかも負ける理由の大半は自分の実力不足、計算不足が大きいため、むちゃくちゃ悔しい。推測だが、巷ではやっている対戦格闘ゲームの負け方の比ではないだろう。
そんなゲームだからこそ(精神的な意味での)大人と子供の差が敗戦時にはっきりする。俺も胸を張れないのが悲しいのだが、どうしても子供な奴ほど負けたときの態度が見ていていらいらするのだ。もちろん負けて悔しがるのは全然悪くないことなのだけれど、それでも対戦相手がその場にいることを忘れてはいけない。俺も自分にそう言い聞かせながら、ゲームで負けることを味わって行こうと思う。このゲームは敗戦を知らずして勝利はない、ということを断言しておこう。
長くなってしまった。続きはまた明日。

