だいあろぐ
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1997/11/11 (Tue) [長年日記]
§1 ファミコン屋さんとMagic: The Gathering
昨日の日記を書く原因となったメールの差出人からお礼が届いた。「ありがとう、勇気付けられた。元気が出た。俺も子供だった」とのこと。まあ、元気が出たのならいいか。俺も偉くはないけど、誰かの役に立てたのなら、それでよしとしよう。
今日は、昨日とはうってかわって。今日は珍しく定時で上がれたのだが、事の発端から話そう。
最近部活の先輩からくるメールのシグネチャに「わーねば」なる単語が紛れ込んでいる。俺はこれがなんのことだかさっぱりだった。今日帰宅直前までは。
俺が某ゲーム機に携わる仕事をしていることは前にも書いたけど、わーねばとはそのゲーム機専用のゲームだったのだ。ワールドネバーランドというゲーム。 UO を彷彿させる画面。見た瞬間身体が痺れた。「これは買いだ!」心の奥底で何かが叫んだ。丁度帰宅直前だったので、ダッシュで仕事を片づけ、行き付けの店に直行。案の定ない。超売れてるゲームらしい。
一応取り寄せてもらうよう頼んで、寂しく帰ろうとすると、棚の奥から電波が飛んできた。「こっちを見て!」そいつはそう語り掛けてきた。ふとそちらを振り向くと、そこにはプラスチックのケースに収められたブースターが各種鎮座ましましていた。
話を聞くと、どうも売れているようだからうちでも置いたの、みたいなことを言っていた。そうか。もはやファミコンショップでも売られる時代なのだなあ。いい時代だ。俺が始めた頃は、都会のホビーショップでしか手に入らなかったのに、今や田舎のファミコンショップで買えるのだからなあ。しかも地元の中高生がかなり来ていて、俺が見ている前で 10 人以上が 1 pack ずつ買っていった。500 円玉をそっと出し。
バイトの兄ちゃんの話だと、相手がいなかったりしてなかなか彼らはやる機会がないとのこと。そうか、では俺が舞台を用意してやろう。カードもあげよう。
こうして、俺はますます悪魔と成り下がるのだった。
