だいあろぐ
流行りものが好きなので blog ランキングに参加してたり。一日一回クリックしてもらえると嬉しいです。
1998/03/08 (Sun) [長年日記]
§1 出会いと告白
もうあれから一年経った。早いものだ。社会に出てから、本当に月日の流れるのが早く感じるようになった。
あれ、というのは友人をなくした一件の原因となったイベントから。彼女に言ったのは昨年のちょうど今頃。返事をもらったのは、その一月後。今となっては苦い思い出。彼女が彼に振られて、いろいろ相談にのっているうちにおかしくなったんだっけ。自分の気持ちを正直に表現しすぎてね。後悔しているわけではないけど、そのせいでああなったんだとは思う。
彼女は今でも同僚だ。もっとも部署が違うから滅多に逢わない。ここ半年ほどは姿も見かけなかった。金曜日に久しぶりに逢った彼女は相変わらず明るくいいコだった。残業で遅くなって、とぼとぼ帰宅する俺に「おつかれさまー」と明るい笑顔を向けてきた。周囲には同じ部署の仲間がいた。スキーに行く準備をしてたっけ。彼女は電話中だったから、話はしなかった。軽く挨拶してその場を去った。完全に元通り、というわけでもないけれど、昔のいい友人関係は戻ってきた。そう感じた。
今なら言える。あれはきっと友人として守りたかったんだ、という想いの結晶だったんだろう。そう気付かなかった自分が未熟だな、と思う。風の流れで聞いたけど、その後彼女は彼とよりを戻し、そして別れた。今では特定の彼はいない、と彼女を良く知る友人は言っていた。だから、どうだ、ということはないのだけど。
昔のコといえば、最近隣の部署に中学の同級生が入ってきた。俺は全然気付かなかったのだけど。食堂で突然声をかけられた。「久しぶりだね。私のこと覚えてる?」って。もちろん覚えていた。前より奇麗になったけど、昔の面影は残ってた。彼女は言った。「今はこうして昔の友達に逢えるのが嬉しいんだ」俺にとって中学はいい思い出は少ないのだけど、彼女はそのことに気付いていたのかな。「そうだね」と苦笑いしかできない自分が悔しかった。
あれから俺は別のコと付き合い、別れた。俺が逢える時間を作れなかったことが原因だ。彼女は学生で、俺はしがないサラリーマン。週末しか逢えなかったことが彼女の感じた寂しさ。そして、俺の気付かないうちにその穴は大きくなり、一気に崩れていった。
学生時代に比べ、新たな出会いは減った。人と逢える時間も極端に減った。出会いは大切にしたいし、機会があればどんどん出向いていこうと思っているのだけど。今までの仲間を大切にしない、ということではなくて、もっといろんなことを知っていきたい。人と会う、ということは、きっと自分にとっていいこともたくさんあるはずだから。
最近、学生時代からの友人が、同じサークルのコと付き合い始めた。二人とも俺の大事な友人だから、末永く仲良くやっていってほしいと思う。俺のようにならないよう。
